ホーム>心陽コラム>生活習慣病とよくある疾患>アレルギー>保護者は77%、あなたは?
アレルギー

保護者は77%、あなたは?

View 36 項目

 

 

15年以上前になりますが、6年間の札幌生活を終えて関東に戻った私は、すっかり花粉症患者になっていました。

と、思い込んでいた私は、以来、この時期(年明け)になると予防的にいくつかの薬を飲み始めるのが習慣になりましたが、今年は9月の検査でスギの測定値が2.03だったことを受けて、薬をやめました。

3未満ならやめると決めて検査を受けたからです。

初診だったので保険を適応して6000円以上かかりましたが、季節性の服薬習慣を断捨離できたという健康行動獲得費用としては充分に安価だと考えます。再診なら5090円です。医療点数は日本全国一律料金です。
実際は毎年半年近く服薬していたため、花粉症だけの通院と薬品の料金として自己負担額で3万円以上をかけていました。医療費全体としては10万円以上ですね。

ただし、これからシーズンが到来し、私のパフォーマンスがどうなるかが課題です。
これまでは自分を花粉症患者と思い込んでいたことが症状を作っていたと考えているので、今年は苦しまずに済むはずですが、やはり症状が出て仕事にならなければ、なにか対策を練らなければなりませんね。

私の場合は、検査の結果、たいしたことはないけれど「あり」と出ましたが、「なし」の結果ならもっと大手を振ってやめていいですよ。
これからの検査はセルフマネジメントの道具として利用するべきです。

健康とパフォーマンスの関係の分野で最も研究の多いネタが花粉症です。
マネジメントのプロフェッショナルを自認するワーキングエグゼクティブの皆様には是非一度、向き合っていただきたい疾患です。

健康診断にしても、それこそFacebookの〇〇診断にしても、ただ漫然と受けるだけでは時間の無駄ばかりでなく、結果に対してマインドフルネスとはほど遠い反応をすることがほとんどです。

あらゆる検査、たとえば体重計に載る、血圧を測る、体温計を咥えることさえ、漫然とするべきではありません。

もし、医師がそれらの行為を漫然とやっているんだとしたら、なぜ大切な個人情報を与える必要があるのでしょう。

いつでも医者にきいてください。

「なんのための検査ですか」「どのような仮定の下に行っているんですか」

答えられない医者相手に貴重な時間を使うのはすぐにやめましょう。
たとえば、何らかの薬を服用させようとして、その量を決定するために医者が検査をしているのだとします。
それならまずそれを説明してから検査をするべきですし、どんな結果であれ、服薬という健康とは逆方向の行動変容、習慣の変化を患者が望まない場合があります。
そのときにも検査は必要かもしれませんが、意味合いは変わります。

日本人は検査されるのが大好きですから、採血の意味を問う患者さんはまれです。

ただ、他でもないあなたの時間を使うのですから、きちんと知ってください。

医師は、その測定結果によって介入の有無や内容を判断するために測定しています。
そうでない測定なんてする意味ありません。

健康診断の場合は、測定するのは医師ではなく本人です。
結果を予測し、結果によって行動や認知の変容や維持をするつもりがないのなら、ぜひ、健診を受けるのをやめてください。

下のイラストでわかるように保護者の77%が子供のアレルギーの原因を知っておきたいと回答しているのに、なぜ大人の、社会人の、ビジネスマンの、マネージャーの・・・・あなたが、自分のアレルギーの原因を知ろうとしないのでしょうか。

ひょっとしたらこの研究自体、すごく恥ずかしい日本の姿かもしれませんね。

2015年、日本の医療にやっと費用対効果の概念が組み込まれます。

服薬するならはじめるべきのこのシーズンがチャンスです。
自分を知ってみませんか?

VIEW36 アンケート

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.shinyo.pro/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/45

ページ上部へ