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アレルギー

ごはんで花粉症予防

花粉症シーズン前に興味深い治療法のニュースです。

アレルゲン免疫療法は皮下注射に加えて、2014年から舌下投与用エキスが保険認可されました。さらに、作用機序および投与法が異なる同療法として、

"ご飯を食べてスギ花粉症に備える"ペプチド免疫療法

が実用化に向けて動き出しています。

T-cell舌下投与によるアレルゲン免疫療法は、皮下注射法に比べて短期間で増量できる上、重篤な副作用がないこと、処方制限が解除されたので通院回数が1〜2カ月に1回程度で済むことなどの利点があり、根治療法として非常に期待されています。

しかし、特異的IgEエピトープを含むスギ花粉のアレルゲンを投与するための副作用やアナフィラキシーのリスクがあり、治療に数年単位の時間がかかるのでアドヒアランスの維持が難しい欠点もあります。

農林水産省のプロジェクトとして東京慈恵会医科大学病院耳鼻咽喉科の遠藤朝則氏が農業生物資源研究所(茨城県つくば市)などと共同で開発した緩和米によるペプチド免疫療法はアレルゲンを用いないので、理論上はアナフィラキシーなどの副反応が起きないそうです。

201617103523.jpg日本人の主食であるお米を食べることで、国民病ともいえるスギ花粉症を根治するという非常に独創性の高い治療だと、開発の遠藤氏は語っています。
お米を食べるという習慣なら、アドヒアランスの持続も容易になりそうですね。

花粉症治療米

 

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