ホーム>心陽コラム>LIFE STYLE>美容>美人女医は使ってる?! ヘパリン類似物質配合ローション
美容

美人女医は使ってる?! ヘパリン類似物質配合ローション

乾燥シーズンのせいか、昨日はランチでも夕食でもビーソフテンローションをオススメしたくなるお悩みに遭遇しましたので、ホームページ内の記事をコラムに転載します。

ビーソフテンローション0.3%

ビーソフテン

ビーソフテン(一般名:ヘバリン類似物質)は1954年から発売されている「ヒルドイド」というお薬のジェネリック医薬品です。
 
本家ヒルドイドローションは白濁した乳液状なのに対し、ビーソフテンローションは少しとろみのある透明な化粧水です。
 
れっきとした医薬品なので、外観性状を記す義務がありますが、添付文書によると「無色~微黄色の澄明なローション剤で、においはない」とあります。
 
どちらがよいかは好みの問題ですが、私自身は乳液タイプより化粧水タイプが使いやすく、容器のかたちや固さなどもこちらが好みです。
また、ビーソフテンは後発品のため、ヒルドイドより安価です。
この化粧水を愛用している医者は老若男女を問わず非常に多く、顔にはビーソフテンで体にはヒルドイドとか、夏はビーソフテンで冬はヒルドイドとか、使い分けているパターンも多いですね。
最初に唯一といってもいい欠点をあげると、いずれにしても、肌にすーっとなじむということがありません。
それでもなじむスピードはビーソフテンに軍配が上がります。
 
ビーソフテンは基本的には保湿剤ですが、その他も様々な作用があり多くの皮膚疾患の治療に用いられています。
 

ヘパリン類似物質配合ローションの作用

難解ですが、また添付文書を引用します。
【効能又は効果】
皮脂欠乏症、進行性指掌角皮症、凍瘡、肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防、血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患(注射後の硬結並びに疼痛)、血栓性静脈炎(痔核を含む)、外傷(打撲、捻挫、挫傷)後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎、筋性斜頸(乳児期)
 
先行品であるヒルドイド、しかも性状の異なるクリームでの報告ですが、同一成分での有効率が報告されています。
  皮脂欠乏症 91.2%
  進行性指掌角皮症 71.6%
  凍瘡 90.8%
  肥厚性瘢痕・ケロイド 75.5%
  血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患 100%
  血栓性静脈炎 78.0%
  外傷後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎 75.5%
  筋性斜頸 88.3%
 
ビーソフテンは、「保湿」「血行促進」「傷痕を綺麗にする」という3つの作用を持つ塗り薬です。
 

美肌 美女医

医薬品なので、効果も安全性もしっかり確認されています。
 
「ヘパリン類似物質」は、その名の通り「ヘパリン」という物質に類似している物質で、ヘパリンには血の固まりを溶かす作用があり、身体の中に出来てしまった血栓を溶かしたり、血栓を予防したりするために投与されます。
血液を超サラサラにして血行を良くする即効性のある物質です。
ですから出血部位に塗るのはやめましょう。
 
皮膚表面の血管に炎症(静脈炎)や皮下血腫などが出来てしまったときは、この血栓溶解作用による血流改善が威力を発揮します。これが血行促進による抗炎症効果です。
 
ビーソフテンの主成分であるヘパリン類似物質は構造的に硫酸基、カルボキシル基、水酸基などの多くの親水基を持っているため、水分を保つ力が強いのです。ここからビーソフテンは皮膚の乾燥を改善させる効果があります。
保湿力という表現はあまり医学的ではなく、保水力というべきなのですが、やはり単体では少し心細いところもありますので、保水・血行促進・抗炎症などの効果を期待して、たとえばヒアルロン酸が豊富な化粧水などと併用すると、より優れたお肌の水分鎧となるでしょう。
 

さらさら 美容

 
ビーソフテンは繊維細胞の元となる繊維芽細胞の増殖を抑えるはたらきがあり、これにより傷跡を綺麗にするはたらきが期待できます。
 
副作用はほとんどありませんが、局所的なものであり、使用の中止で解決します。
なんだかイヤだな、と思ったらすぐに中止しましょう。
 
一般的に化粧品には明確な使用期限が記載されていないものが多いですが、ここは医薬品、底部にしっかり日付があります。
 
また、1本が50gと小さなサイズなので、旅行にも便利です。
医薬品なので、男性にも持ち歩きやすいようです。
男性医師も多くが利用しています。
 
自費診療で処方しても、1本あたり450円に処方料や調剤料、各医療機関における自費診療の規定による料金になりますので、一度に多めに処方してもらえば、1本あたり1000円を下回る金額になります。
また、上記の適応症があれば、保険診療内で処方することができます。
収入の10%以上の保険料を毎月支払っているのですから、できるだけ保険を使いたいですよね。
 
ヒルドイド 自費
美を求める多くの方々はつい化粧品の値段が効果に比例すると思い込みがちですが、一番おいしくて体によい一皿と同じで、なにより大切なのは相性です。
 
「アレルギー体質だからオーガニックじゃなきゃダメ」
なんて驚きの発言をする方がいらっしゃいますが、アレルギーのある方こそ、化学的に安定した単一成分の化粧品を使う必要があり、オーガニック化粧品は最も危険です。
 
肌の細菌叢によっては、有名なピテラなどが思いがけず悪さをすることもあります。
 
ビーソフテンローションは安価すぎて不安という方もいらっしゃいますが、効果があるので、ほとんどの方がリピートします。
物足りない場合は化粧ラインに加えるかたちで用いてください。
 
同じように後発品(ジェネリック)に対し、どんなお薬でも疑念を抱く方が多い(「安いという事は品質に問題があるのではないか」「やはり正規品の方が安心なのではないか」など)のですが、理論上はまったく問題がありません。むしろ使用感(剤形や容器など)改善の工夫がなされている場合が多いのです。
 
ジェネリックを発売するに当たっては「これは先発品と同じような効果があるお薬です」という根拠を証明した試験を行わないといけません(生物学的同等性試験)。
発売したいジェネリック医薬品の詳細説明や試験結果を厚生労働省に提出し、許可をもらわないと発売はできないのです、
 
では先発品とジェネリックは同じ効果・効能なのに、なぜジェネリックの方が安くなるのでしょうか
 

ドクターX

先発品は、そのお薬を始めて発売するわけですから実は発売までに莫大な費用が掛かっています。有効成分を探す開発費用、そしてそこから動物実験やヒトにおける臨床試験などで効果を確認するための研究費用など、お薬を1つ作るのには実は莫大な費用がかかるのです。
新規開発に要する費用は1品目300億円以上に対し、ジェネリック医薬品の場合は1億円程度に収まっています。(厚生労働省のパンフレットより)
ちなみに開発期間も先発では9~7年間、ジェネリックでは3~5年間です。(同上)
 
心陽では詳細なカウンセリングをして、保険内、または自費診療として、ビーソフテンローションを取り扱っております。
ぜひ、ご相談ください。
 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.shinyo.pro/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/187

ページ上部へ