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アレルギー

花粉症とインペアードパフォーマンス

こちらのコラムでもたびたびお伝えしていますとおり、花粉症による経済損失は日本国内で年間5,000億円ではとどまらないと考えられており、かなりゆゆしき問題です。

治療(対症療法ですが)をしないと、集中力は低下し、鼻をかんだり涙を拭いたり、くしゃみをしたりしている間だけでなく能率は下がりまくります。

周囲の人が鼻をかんだりくしゃみをしたりしているだけで、花粉症じゃない人の能率も下がります。

パフォーマンス

インペアードパフォーマンス

花粉症の症状は典型的なH1ブロッカーである程度、落ち着かせることができるので、仕事をする人はぜひ花粉症治療薬を利用するべきだと思います。

花粉症 女医

抗ヒスタミン薬の副作用として必ず話題に出るのが眠気ですが、眠気の自覚がないのだけれども脳内のヒスタミン受容体に花粉症の薬がくっついていしまって目に見えない生産性の低下が生じることが証明されています。

この能率の低下を員ペーアドパフォーマンスとよび、国内では2009年、インペアードパフォーマンスゼロプロジェクトが発動され、経営者などへの啓発がはじまっているのですが、意外にまだまだ浸透していないように思います。

本年は久々に2剤の新薬が市場に登場し、注目を集めていますが、どちらも脳内のヒスタミン占拠率が低くなっています。

新薬ですが薬価も先行品より安いくらいで、企業としては治療するならインペアードパフォーマンスが少ないクスリを処方してもらうよう啓発してもよいのではないでしょうか。

情報源としては上記のインペアードパフォーマンスゼロプロジェクト発足の際に立ち上げられたサノフィのページがたいへんわかりやすく、ぜひ一度ご覧になることをオススメします。

先日、週刊朝日でも記事になっていました。

企業主導の投薬を

20172919572.png現在、花粉症の症状を持つ労働者はとても多く、企業は生産性の低下を防ぐために適切な換気や加湿、ときには効果のあるアロマなどをたくのもよいと思います。

従業員が医療機関や薬局に行くにはアブセンティーズムが発生し、その時間を惜しんで我慢しているとプレゼンティーイズムが発生しています。

ここは企業が率先して就業時間内に職場で花粉症治療にアクセスできるようなヘルスプロモーションを企画するのがオススメです。

ご興味があればお問い合わせください。

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