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遠隔診療 SHINEクリニック

ヘルスケアにおけるBYOD

SHINEアプリ

先日、医師会の偉い人が
「BYODでは患者の安全が保たれない。しかるべき機関(医師会だと思われる)が認定したまともなデバイス(医師会と癒着してい
るメーカー?)で、医師の確認は日医資格証(医師免許とは関係なく、医師会に会費を払っている医者が発行料を払って手にする顔写真付き証明証)を使って行なうべし」
という発言をしていた。
 
一方で在宅医療においてアウェーとホームが入れかわる感覚とその利点について医療者患者両サイドから意見が出ている。
 
BYOD LINE外来
どこまでが自分か、自分の体かというのは哲学の大命題で今も議論が尽きない。
「病気を診ずして病人を診よ」やナラティブベイスドメディスンという言葉があるように医者の診察の対象は患者さんの肉体だけではない。
生活習慣や社会環境が病気の成因や経過、予後に大きな役割を果たすことが常識になっている現在、バイオ・サイコ・ソーシャルな診察を経て、バイオ・サイコ・ソーシャルな治療、処方を出さなければならない。
医師側のマスターベーションで患者にアウェーのストレスを感じさせてはならない。
患者にとって快適でもっとも生活、心理社会的環境に根付いているものは何か。
まずそれを考慮した上で、その方法を実現するには何をするべきか考えるのが順番。
最も親しい家族や友人とのコミュニケーションで用いるデバイスを介するだけで医者との距離が縮まり本音が出やすくなることは想像できないかな?
そんなたいした物語ではなくても、今、BYODと伝えたとき患者さんがLINEなりSkypeなりMessengerなりSignalなりWhatsAppなりを提案してくれるバックグラウンドには、それがいいなと思った経緯がある。
つまり患者さんのオウンデバイスは患者さんの一部でもある。
 
Skype クリニック
遠隔診療・オンライン診療を行なってみる前はその限界にいかに打ち勝つか。対面診療に対して治療として劣る点はあれども利便性を重視し、対面診療の代替ではなく治療中断や放置の代替としてのオンライン診療に期待していた。
オンライン診療を行なってみて、患者さんの住む家庭を見て、働く職場を見て、家族や同僚との関係性を見て、日常生活でアクセスできる測定具などを見て、こんなに素晴らしい方法があったのかと驚いた。
現在、制度は結局利権にむしばまれそうになっており、オンライン診療は風に向かっている。
健康オタクやセキュリティーオタクは「信頼できる」(権威たっぷり利権にまみれた)デバイスを用いればいいし、「ベストな治療」のためにそのあたりにこだわるなら、スタンダードに対面受診すればいい。
ビジネスだろうと家事だろうとオタクじゃないけど自分の仕事、役割を果たすためにできるだけ効率よく100点の治療じゃないけどやらないよりましの治療にアクセスしたい方はぜひご利用ください。
 
 

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