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健康診断

健康診断に意味がない

地域医療日誌「健康診断には効果がなかった」

 

「健康診断に意味がない」というのは簡単だし、ある意味、周知の事実。この場合の意味とは「健康診断を受けたほうが死ににくい」ということ。つまり、「健康診断を受けても死ににくくなるわけではない」。

ここから一歩、「で、何?」、「で、何をするの?」に進まないと、「意味がないことをわかる意味がない」ことに気付かないといけない。

たとえば会社の法定健診を受ける意義は、従業員として社会と会社のルールを守るという労働契約を果たすことや、企業と従業員の双方が労働安全衛生法を守る(法令遵守できる企業として、所属する企業の企業価値を上げる)というコンプライアンスとしての意義が高い。
法定健診に期待する意味は「死ににくさ」ではなく、業務に関連する健康障害の早期発見と健康障害による労務提供能力不全の確認で、結果から必要な環境改善、ジョブ・リデザイン、事後措置としての通常勤務可否判断と就業制限につなげるのが意味のある対応であり、おまけとして健康相談や医療機関受診勧奨がある。

とりあえず法令義務をミニマムに果たすことが最も費用対効果が高いので、この研究結果をもとに、法定外項目を削除するなどの判断ができれば、「この研究に意味がない」ことにはならない。

「意味は自分でつくる」のだ。

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