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ヘルスコミュニケーション

プライベートのグッドプラクティスもシェアしよう

この対談は全部おもしろいのだけれど、ちょっと後半に注目。
 
働き方改革実現のひとつの鍵が、「公私の分離からの脱却」じゃないかな~と思う。公私の分離という言葉が的確かどうかはわからないんだけれども。
フレンドリーだったり、プライベートの話題をしあったりということはけっして社内で禁じなければならないことでも、礼儀として遠慮しなければならないことでもないように思う。実際に上司が部下に対してプライベートに対しても配慮したり、関心を持ったりした上で情緒的なサポートをすることによって組織の正義が高まり、ワークライフバランスが促進されるというエビデンスがある。(最後に引用)
 
過重労働撲滅で社内のコミュニケーションが減っちゃったみたいな弊害が出ちゃうのは、このへんの掛け違いじゃないかしら。
会社とか政府とかが早く帰れって躍起になってるのに、好きな芸能人の話題とか、おいしいレストランを勧めるとか絶対ダメなんだ!的ムードになっちゃうと、なんか働き方改革ってそもそもはハッピーになるためのものなのに怒られムードになっちゃう気がします。
杓子定規に結局ストレスを増やしながらお仕着せの働き方改革にイヤイヤそでを通すってへんだよね?
 
たとえば、ファーストネームで呼んだり、ちゃんづけにしたり、ニックネームで呼んだりしてはいけないというのって、本当に尊厳とか生産性とかに関係あるのかな?って思う。ひどいあだ名、差別的なものとか周囲が聴いて不快になるようなものがよくないのは当然だけど。
職場のイジメがよくないってこととは別問題じゃない?って。
なんで、あんなみんなスティーブ・ジョブズに憧れてるのに、そこは真似しないんだろ。
 
公私の分離
休み下手で有休を取らない理由も「病気や急用に残しておきたい」とか「休むと職場の人に迷惑がかかる」とか「休んでもすることがない」とかなんだけれども、これも社内で「休んでこんなことして、私はこんなことを感じて楽しかった~♪」みたいなことを共有する文化があるほうが、休みに対する肯定感が高まるように思う。
仕事ができる人は概ね上手に休んでいるものだから、仕事のスキル同様、休暇のスキルも共有したらいい。
 
社員との面談前に上長にひととなりをレポートさせると、プライベートのことは「一切知らない」と正論のように書いてくる上長がいる。一方で「釣りが好きで、小学生のご子息と週末は海釣りに出かけることが多いようです」なんて一見、業務に関係ないようなことを書いてくる上長がいる。どちらがいいと決めつけることはできないが、仕事の効率を高めることと、まるで会社以外の時間が存在しないようにふるまうこととは違うのではないかと思う。
 
 
誰も、公私の分離が絶対善とかプライベートの共有が絶対悪とか言ってないし、むしろいい!って思いますよ。
アナザースカイとかうるるんとか、知らない人でも共有した楽しいんだから、同僚ならなおさらなのでは?
 
エビデンス、気になる方のために3本載せておきます。
1) Thomas LT, Ganster DC: Impact of family-supportive work variables on work-family conflict and strain: a control perspective. J Appl Psychol. 1995; 80(1):6, 1995
2) Hammer LB, Neal MB, Newsom JT, et al.: A longitudinal study of the effect of dual-earner couples’ utilization of family-friendly workplace supports on work and family outcomes. J App Psychol. 90(4): 799-810, 2005
3) Hammer LB, Kossek EE, Anger WK, et al.: Clarifying work-family intervention process: the roles of work-family conflict and family supportive supervisor behaviors. J Appl Psychol. 96(1): 134-150, 2011
 
 
 

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