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心陽オリジナル☆スリープチェック

心陽オリジナル☆スリープチェック

スリープチェック調査項目

国際的に臨床医療や学術研究に活用される質問と日本独自の働き方に関する設問を合わせて、科学的エビデンスと妥当性を徹底的に検証した、心陽オリジナル調査票28項目によるスリープチェックです。
 
【国内外の科学的エビデンスが豊富で先行研究との比較がしやすい尺度】
 
 ①国際的に睡眠医療現場で活用されている臨床質問紙です。
   AIS(アテネ不眠尺度:Athens Insomnia Scale)・・・不眠症状の自覚をチェックします。(全8問)
   ESS(エプワース眠気尺度:Epworth Sleepiness Scale)・・・日中の眠気をチェックします。(全8問)
 
 ②国際的に公衆衛生学の分野で活用されている健康の尺度です。
   SRH(自覚的健康観:Self Rated Health)・・・BPSヘルスをチェックします。(全1問)
 
【働き方と生産性に関する設問】
 
 平日と休日の睡眠習慣、往復通勤時間、残業時間などに注目した設問群です。・・・実際の睡眠時間と睡眠負債をチェックします。(全10問)
 
【学術研究利用のオプトイン】
 
 回答者のご同意をいただいた場合、個人情報の特定できない(匿名性を確保した)状態でのみ、調査結果を公衆衛生向上を目的とする学術的な研究等に利用する可能性があります。実際に研究を行なう際は、株式会社心陽のホームページで告知します。告知後に研究利用可否を変更したい場合にも、できる限り対応しますが、少しでも不安のある方は、学術研究利用に同意しないと回答してください。(全1問)

スリープチェック調査結果

個人結果は、ご本人のみが閲覧できます

本調査の個人結果は、原則としてご回答者本人にのみ、提供します。
 
ストレスチェック同様、事業者がハイリスクの従業員に対する支援をオプションで提案する場合は、ご本人のご同意を得た場合に共有する、または事業者や実施事務従事者には開示せずに支援につなぐような仕様に変更することが可能です。

部署ごと 部門ごとの 集団分析を行ないます

ストレスチェック同様、個人を特定できない範囲で、集団ごとの分析が可能です。
デフォルトで行なう簡単な集団分析の他、各事業者のニーズに合わせた独自の分析と対策の提案、対策の実施支援など、オーダーメイドでいかなるレベルでも行なうことができます。

スリープチェックの目的

各従業員がスリープヘルスのレベルを自覚し、自律してスリープヘルスを増進するとともに、ハイリスク者への介入や企業全体でのスリープヘルス推進プログラムの実施につなげることができます。
従業員のスリープヘルスの増進により、組織の生産性が向上します。

スリープチェックの実施

スリープチェックはいつでも、何度でも受検できますが、お勧めは採用後です。
 
配属の前に健康状態を明らかにし、社会保障を用いて可能な限り疾患を治療し、治療と就業の両立について計画を立てることで、従業員は企業への信頼感を増し、自己保健義務の重要性を痛感し、セルフケアに努めます。
従業員には、検診結果によって不利益な取り扱いをするためではなく、大切な人財だからこそのケアだと、しっかり説明しましょう。
 
雇用前に健康レベルを判断する検査としても利用できます。
治療によって明らかに本人の健康が増進する状況を発見した場合は、セルフケアや受診を採用の条件に上げることができます。
 
すでに働いている従業員には、ストレスチェックと組み合わせた集団分析を利用することができます。
もちろん、法定健康診断にあわせてスリープチェックを行ない、その結果を相互に分析し、職域のヘルスプロモーションプログラムを構築していくのもお勧めです。

スリープチェックの集団分析

スリープチェックではストレスチェック同様、個人結果が類推されない工夫の上で、集団分析を行ないます。

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スリープチェックはハイリスク戦略ではなく、ポピュレーションアプローチに適した生産性向上プログラムなので、グループ全体、各社、各部門など単位は問いませんが、集団内の全員への実施を推奨しております。

もちろん、明確に規定された人間の集団であれば、疫学的な集団分析は可能ですので、「前月残業時間45時間以上の全従業員」などハイリスク戦略による受検者の選別の際にも、集団分析を実施します。

いずれの場合も、原則として20名以上の集団には、集団分析が可能です。
20名未満の場合には、集団の全員から、集団分析結果によって、個人結果が類推される可能性があることへの同意を得られた場合のみ、対応します。
50名以上での集団分析を推奨しています。

集団の単位は、全体に加えて、部署部門に限らず、社屋ごと、勤務年数ごと、雇用形態ごと、業種ごとなど、オーダーメイドでお好みの方法で選択できます。
集団分析の内容は見本のベーシックなものだけでなく、オーダーメイドで課題に答えることが可能です。
集団の特定の仕方や内容はもちろん、同時お申し込みの人数やスリープヘルス睡眠プログラムデザインによって、料金は変わりますので、ご相談ください。

集団分析の内容

ベーシックな集団分析では、まず分析となる特定の集団の属性を表示します。
集団を追加した場合には、各集団の属性上の特性がわかるようにしています。
弊社のストレスチェックと同様の形式です。ストレスチェックとスリープチェックを同時に受検する場合は、結果を総合した集団分析が可能です。

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次に、各集団における臨床質問紙(AIS・ESS)と【働き方と生産性に関する質問】の各項目における集団全体の平均値、中央値、最頻値について、一覧します。
最頻値がひとつではない場合、デフォルトではN/Aの表記になります。

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全社の集団分析は、先行研究をもとにして行ないます。

社内の各集団を分析する場合は、国内外、同業種・同規模企業など、先行研究を選択することや、全社分析、または過去の結果を標準とすることが可能です。

過去の結果を標準とする場合は、行なったスリープヘルスプログラムの効果を可視化する縦断研究になります。

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スリープチェック各項目の科学的エビデンスと妥当性

睡眠時間

スリープヘルス(睡眠衛生)と生産性の関係として、なにはともあれ、睡眠時間の確保が非常に重要です。
睡眠負債がある場合、本人には自覚がなくても、確実に生物としてのパフォーマンスが低下することがわかっています。
先行研究が多く科学的エビデンスに基づく数値がお伝えしやすく、さまざまな集団との比較がしやすい(自覚的)睡眠時間のほか、勤務日と休日のよくある就寝時刻、起床時刻について伺います。

日本で働く多くの方々の睡眠時間は、勤務日と休日で異なります。

株式会社心陽の調査では、日本で働く30~50代の男性68人のうち、93%の方が、休日に勤務日よりも長い時間、眠っていました。
最大で6時間(3%)という睡眠時間差があり、最頻値で2時間(22%)、平均値で2時間26分、勤務日より休日のほうが睡眠時間が長く、勤務日のほうが休日より睡眠時間が短い方はいませんでした。
これまでの多くの研究は、勤務日と休日の区別をしていません。
また、通勤時間の長さは日本の労働者に特徴的で、労働時間だけでなく、往復の通勤時間が睡眠時間に影響していることが明らかになっています。

日本の労働者(心陽の調査)とヘルシンキの労働者の睡眠時間を比べてみると、日本の労働者の睡眠時間がいかに短いかがわかります。

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睡眠時間が7時間の人(不眠症状の自覚の有無は問わない)を基準にすると、睡眠時間が5時間以内では有意に(科学的に偶然ではなく必然として)あらゆる要因の離職リスクが2.43倍、筋骨格系障害(MSD)では2.35倍、メンタルヘルス不調では3.5倍になることがわかっています。
睡眠時間が5時間以下なだけで、睡眠時間が7時間以上の場合に比べて、メンタルヘルス不調で休職するリスクが3.54倍に上がります。
つまり、5時間以下の睡眠時間を7時間以上にするだけで、メンタルヘルス不調で休職するリスクを72%も減らせるのです。

不眠症状の自覚【AIS】

睡眠時間が何よりも重要なのは絶対ですが、不眠症状の自覚がある場合には、睡眠負債がある場合はなおさら、しかも睡眠負債がない場合にも、生産性が低下することが明らかになっています。
プレゼンティーイズム、アブセンティーイズム、離職率などは、睡眠時間だけでなく、不眠症状の自覚と関連しています。
上述のヘルシンキの労働者6,042人の調査によると、離職リスクと睡眠時間、離職リスクと不眠症状の自覚には図のような関係がありました。
 
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不眠症状の自覚が頻繁にあると、あらゆる要因で2.48倍、MSDで2.61倍、メンタルヘルス不調で3.48倍に、離職のリスクが増えます。
つまり、睡眠時間を7時間以上にすること、またはオンラインCBT-I(睡眠認知行動療法)などによって不眠症状の自覚を改善することで、メンタルヘルス不調で休職するリスクを72%、または71%も減らせるのです。
 
睡眠時間が7時間の労働者のうち、不眠症状の自覚が頻繁にあるのは17%でした。
睡眠時間が5時間以下でも、頻繁に不眠症状の自覚があっても、それぞれ離職のリスクが高まりますが、睡眠時間が5時間以下の場合は、不眠症状を頻繁に自覚するリスクが3.6倍にもなるので、ともかく睡眠時間を7~8時間にすることが重要だとわかります。
 
不眠症状の自覚を改善するというと、少しハードルが高く感じますが、単純に睡眠時間を増やすだけなら、簡単に感じるでしょう。
 
おもしろいことに、9時間以上の睡眠では、7時間や8時間よりも不眠症状を頻繁に自覚するリスクが増えますが、前述の分布図で見るとおり、日本には9時間以上眠っている労働者はいないので、あまり気にしないでよいでしょう。
 
ヘルシンキでは73%の労働者が7~8時間の睡眠を取っていて、5時間以下は3%にすぎないのに、日本では7~8時間はわずか25%で、5時間以下が32%もいるのだから驚きです。

眠気【ESS】

眠気の自覚と生産性の関係に関しては、あまり妥当なエビデンスはありませんが、エプワース眠気尺度は内外で古くから多くの知見が蓄積されていますので、集団の特徴を調べるには効果が高いでしょう。
また、眠気の自覚、不眠症状の自覚、実際の睡眠時間などのうち、なにが最も生産性に影響するのかを調べるのに役立ちます。
 
眠気の尺度は睡眠時無呼吸症候群のリスクチェックとして用いられることが多いですが、この妥当性も実は証明されていません。
ただし、特異度や陽性的中率に優れた心陽オリジナル睡眠時無呼吸症候群のリスクチェックやウォッチパットと併用することで、充分に機能を果たすことが期待できます。
 
心陽の調査では、SASリスクチェックとAIS、ESS、BMIを組み合わせた独自の指標が主観的パフォーマンスと相関し、感度58%、特異度65%、陰性的中率77%でした。
ESS単独ではなく、他の指標と組み合わせることで、生産性と関連する要因として利用価値があると考えています。

健康の尺度【SRH】

WHO(世界保健機構)憲章(1964年)によると
 
「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態」(日本WHO協会訳)です。
 
つまり健康は主観的な満足感による抽象概念なので、その具体的な姿は多様です。
私が私のLIFE(命、人生、生活)に納得している状態です。
健康は幸福や嗜好のような主観的なもので、「The 健康」という客観的なエビデンスは存在しません。
 
「健康診断の結果、所見なし」はすばらしいことですが、それと「健康かどうか」や「どれくらい健康か」はまったく関係がありません。
そもそも健康や健康情報への欲求は、性欲や睡眠欲などの生物としての本能的な生命活動への欲求ではなく、まさに心理社会的な想念です。生物のうち、「健康になりたい」と考えるのは、人間くらいのものです。
 
SRH(Self-Rated Health:自覚的健康観)とは、「あなたはどれくらい健康ですか?」と尋ねられたときの回答を、たとえば、「超健康」「まあまあ健康」「あんまり健康じゃない」「全然健康じゃない」から選んだ結果です。
シンプルですが、科学的にも非常に有用な尺度で、多くの科学的エビデンスがあります。
 

【ハーバード発】 最新SASリスクチェック

米国ボストン生まれの心陽オリジナルSAS(睡眠時無呼吸症候群)リスクチェック

眠らない人間がいない以上、睡眠衛生の向上は究極のポピュレーションアプローチターゲットです。
睡眠ほど全従業員に関連し、その健康と生産性を左右する因子はありません。

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また、ハイリスク戦略のターゲットとしても、メンタルヘルス不調ではなく、SAS(睡眠時無呼吸症候群:Sleep Apnea Syndrome)こそ、企業が従業員の健康増進介入として治療を支援するべき重要な疾患であり、症候であると心陽は考えています。

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日中の作業効率低下はもちろん、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めて、国民医療費を増大し、個人の生涯生産性を奪うSASは、有害な副作用や侵襲のない物理的な治療が可能な疾患で、その治療により、難治性の高血圧、脂質異常、糖尿病、高尿酸血症などの生活習慣病のコントロールが良好になることが科学的に明らかになっています。

「睡眠医療 × 産業保健」の師として、心陽代表の石田が心酔する
Stephanos Kales ハーバード大学医学部教授兼ハーバード大学公衆衛生大学院教授が、米国政府の依頼で作成した職業運転手向けのリスクチェックを、日本人に合わせて修正したのが心陽オリジナルリスクチェックです。

2019年第92回産業衛生学会では、心陽代表の石田が、リスクチェックの精度と効果、そして企業が積極的にスリープヘルス(睡眠衛生)に取り組むべき意義を発表しました。

同時に同学会ではオンラインCBT-I(睡眠認知行動療法)であるABCスリープをシリーズ第二弾とするオンラインCBTプログラム【ABCシリーズ】と、SAS治療のメインであるCPAPのうち、グッドデザイン賞を受賞した純国産のJPAPを展示しました。

マランパチー分類 Mallampati Classification

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Kales先生は消防士や救急救命士、警察官など、有事には生物学的な限界を超えるストレスを体験する災害時のエッセンシャルワーカーに対する産業保健管理を得意とします。
 
そのKales先生ならでは、リスクチェックで採用しているマランパチー分類は、麻酔科専門医にはなじみ深い、気道確保困難を類推する指針です。
リスクチェックでは、ご自分で鏡で見ていただきますが、できるだけ水平に観察してください。
本物の麻酔科医兼スリープクリニシャンに直接、診察してもらいたい場合は、ぜひ、心陽クリニックをご受診ください。

質問紙の妥当性

医学的に診断価値を認められている質問紙の妥当性を検証するには、その感度、特異度、再現性などなどさまざまな切り口から複雑な学術的評価が必要です。
世の中で「健康にいい」と宣伝される多くのサービスには、このようにつじつまの合ったエビデンスと妥当性があるもののほうが珍しいことは、注意が必要です。もちろん心陽オリジナルSASリスクチェックはその診断妥当性や安全性が認められている正真正銘、本物の検査です。

ESS【エプワース眠気尺度】

ESS(エプワース眠気尺度)は、世界中の臨床で用いられる、科学的エビデンスと妥当性のある、日中の眠気の自覚に関する質問紙です。
内外でSAS(睡眠時無呼吸症候群)の簡単なリスクチェックとして用いられ、確かにその陽性検出率は高いです。

SAS患者と非SAS患者を比べると、有意にSAS患者のESSスコアが高いという研究はいくつかありますが、そのほとんどが有症で受診して診断されたSAS患者にあとから非SAS患者を対応させるデザインです。
そのデザインにおいても、ESSはSASリスクチェックとしての妥当性がないと結論づける研究が多く、心陽の行なった全員無症状の日本人労働者を対照としたスクリーニングでは、ESSスコアとSASの有無に関連はありませんでした。
また、順天堂大学谷川教授らの日本の労働者を対象とした研究では、むしろ、ESSが低いのにSASのある患者の重症度が高いことが明らかになっています。

SASリスクチェックでハイリスクの場合、受診のきっかけにしていただくのはもちろんですが、もし低リスクであっても、一度、簡易検査を受検することをお勧めします。

症状により、健康保険が利用でき、初診料と合わせて3,560円、かかりつけの医療機関なら再診料で2,920円の自己負担です。

結果が出てからはじまる行動変容こそが、たいせつ

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心陽クリニックでは、初診からオンライン診療でSAS検査が受けられます。

自費、保険利用を問わず、オンラインでお申し込みの上、スリープチェックとSASリスクチェックに再度ご回答いただきます。

その後、ご自宅に届く検査キットを用いて、ご自宅でいつもの睡眠時に検査をして、キットを送り返していただくだけです。
一度も来院することなく、結果をご自宅でご覧になることもできます。

検査結果では、寝相やいびき、睡眠の層(これにより、標準よりショートスリーパーかロングスリーパーかなどの予測が可能です)など、普段は絶対に客観視することのできない睡眠時の自分を見つめることが可能です。

ぜひ、お試しください。

 

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